高いところ

)13:11 苫小牧港に入るフェリー「さんふらわあ」と出光製油所

苫小牧市役所の12階は展望フロアになっており、高いところから四方を望むことができます。南に太平洋が輝き、大洗からのフェリーがちょうど入港してきました。山の方に目を向けると樽前山。ここのところ、山肌の雪解けが急速に進んでいます。

)ガラスに描かれた王子製紙の煙突が、実際の見え方と違うのが気になる

その煙突は、いま補修工事中のようです。高いところに足場の二重のリングがはめられ、昼間障害標識の赤白ペイントが一部剥がされています。色も褪せてきたし、ちょうど塗り替えようと思ってたトコ…かな?

煙突を見上げていると、ヘリコプターらしき音が近付いてきました。

)基地間輸送便と思われる、いつものCH-47Jチヌーク。さほど高くない高度で頭上通過。13:58

好天にふと思い立って「ある場所」に向かいました。思いがけず林道ゲートが開いており、春作業の邪魔になってはイケナイと思いつつも誘惑に勝てず許可なくそのまま車で進入。倒木の脇を2度すり抜け、わずかな残雪を夏タイヤで乗り越え、この辺りでは高いところにある標高327メートルの「丸山遠見」に到着しました。

)場所はここ! 16:00

)高さ13メートルの望楼。看板の説明ではカラマツ材とスギ材で組まれた木造4階建、平成12年に建て替えられたものらしい

)「登上をご遠慮いただいております。」でも、こんないい天気に、ここまで来て高いところに上がれないというのは殺生

約40年前にビクビクしながら上ったものと違い、見たところ主要な接続部は鋼材で補強されています。「事故や怪我など発生した場合」の責任はもちろん自分自身が負う覚悟で上らせていただくことに…。風もなく、軽量級の一人だけならびくともしない状態でした。

)望楼のサッシ窓を開けた眺め。四方に説明パネルがある

樽前山や風不死岳が近く、苫小牧市内とは違う角度から障害物なしで見ることができ、とても新鮮でした。

…と、いきなり「ドドドドドッ」という音が室内に響き渡りました。どうやらキツツキが望楼の柱をつつき始めたようです。ここは立入禁止! とでも言いたかったのでしょうか。はい、すぐに下ります!

)望楼の影、16:10。千歳市方向を望む

F-15が望楼の上空を千歳基地の方へ飛行していきました。そういえば日米共同訓練が行われている最中で、この日も空自F-15と米軍F-16が参加していたそうです。

苫小牧でいちばん高いところは「樽前山」、いちばん楽な登り口のある7合目への車道は6月中旬まで通行止めとのこと。頂上から眺める航空機を、今年も楽しみにしています。

※ 写真はいずれも2018年4月26日、やぶ悟空撮影