UH-1J、苫小牧市内に着陸!

快晴のある日、苫小牧市の中央公園そばを歩いていると、警備のおじさんから「ヘリが来ますので注意して下さい」と声をかけられました。えっ、ヘリコプターですか? 公園内にはNTTや自衛隊の車両が何台も並び、何かイベントが開催されているようです。あと数分でヘリが着陸するというアナウンスが聞こえます。

ほどなく、ヘリコプターの音が聞こえてきました。北西方向から接近してきたのは、UH-1Jヘリコプターでした。

広い公園なのですが周囲に木立があるため、目標地点上空のやや高い位置に進入してから、ほぼ垂直に高度を下げて着陸しました。メインローター・ブレードの傾き具合で減速中なのか、ほぼ垂直に降下中なのかの見分けがつきます。

背後の建物は、アイスホッケーでは有名な白鳥王子アイスアリーナです。土埃を抑えるため、着陸地点は事前に散水してありました。Googleマップで見ると、ココです。

さて、このイベントは何なんだろう?と見上げると、こんな垂れ幕が。

検索すると、2018年5月15日付で報道発表されていました。

NTT東日本 北海道グループ・陸上自衛隊北部方面隊 共同防災演習の実施について

「樽前山の噴火を想定した災害対策機器の実働訓練を苫小牧市で開催」し、「・陸上自衛隊(ヘリ)と連携した災害対策機器運搬」も演習項目に含まれています。これだったんですね。

UH-1Jは可搬型の無線システムを運んできたとのこと。このアナウンスを聞いたとき、かなり以前に身近にあった無線装置と同じ型番だという記憶が甦りました。今では改良が重ねられたのでしょう、最後のアルファベットが異なっているようでした。最近の大事なことはすぐ忘れるくせに、何十年も前の、憶えておく必要もない型番がいまだに甦るンですから、高齢者のアタマは厄介です。

(↑)ドコモのこんな車や、

(↑)陸自のこんな衛星通信車両が並んでいました。

ハワイのキラウエアはともかく、今年1月の草津や今月の霧島の噴火の話題を聞くと、樽前山を背後に抱える苫小牧も他人事ではありません。今のところ噴火警戒レベル1(火山活動は静穏)を維持していますが、実のある訓練はとても大事ですね。

UH-1Jは、ものの数分で離陸していきました。まったくの偶然でしたが、思いがけず良いタイミングで通りがかったものです。訓練中の皆さま、お邪魔いたしました。

※ 写真はすべて、2018年5月22日、やぶ悟空撮影(一部を加工してあります)