ロケット打ち上げ、残念!

6月30日のロケット打ち上げを見に、大樹町へと軽を走らせました。インターステラテクノロジズ株式会社の観測ロケット「MOMO」2号機です。

天気をチェックすると、北海道全体では良くない感じですが十勝地方は大丈夫そう。北海道発のロケットが実際に上昇していく姿を見逃したくない気がしていました。

)打ち上げ約5時間前、6月29日23時49分の満月

前夜は雨でしたが峠を越えて十勝平野に入ると丸い月が明るく顔を出し、さい先よさそう。最も早い打ち上げ時間帯は、30日05時00分~08時00分。

)2時間ほど仮眠をとった道の駅「忠類」で見た打ち上げ当日の夜明け、03時43分

とても綺麗で気味が悪いほど。大樹町多目的航空公園への入場は04時からなので、そろそろ移動します。

)無料開放された大樹町多目的航空公園の滑走路08末端付近から射点方向を望む

センターラインの先、左側の林の奥から打ち上げられるので、ここから打ち上げ前のロケットは見えません。

)上空から見た飛行場。十勝毎日新聞電子版webサイトより。赤色は、やぶ悟空の加筆

滑走路は08/26の一本ですが、滑走路と平行の08L/26Rと、直角の17/35というマーキングがあります。めずらしい!

)マーキング「35」とJAXAの施設

)多層に雲はあるが青空が見えて風も弱く、打ち上げに気象の問題はなさそう。04時27分

冒頭の写真のとおり、滑走路のヘリパッド上に設置されたPV(パブリック・ビューイング)でライブ映像を確認できます。04時32分。

)宇宙のまちづくり推進事業実行委員会、プレスリリース[2018/06/22]別紙1の図に滑走路を追記

警戒区域は半径600メートルですが、1.5キロメートルまで立入制限され、滑走路上はこれ以上近付くことができません。

打ち上げ時刻が05時30分になったとアナウンスされました(警戒区域内を航行中の船が出るまで待つ)。子供たちも、おじいちゃんも、…

)宇宙一美味しい唐揚げ…いや、空揚げ屋さんも、会場のみんなが打ち上げを待ちます。

)液体酸素と思われるけむりが出はじめました。この写真の中央付近から打ち上がるハズです。05時15分。

)カウントダウンが聞こえはじめた。こんなコースかな?

ロケット搭載の超低周波音マイクが上空で音を計測するそうで、そのための花火が次々に打ち揚げられます。ロケットの速度は音速を超えるので、打ち上げる前から花火を上げておく必要があるそうです。ロケットは音を追い越して上昇するって、まじヤバイ!

メインエンジン点火、発射! まもなく肉眼で見えるはず! ドキドキ。あれっ、まだ見えないゾ…、そのときPV画面に赤黄色の炎が広がりました。どうしたんだっ!

毎日新聞2018年7月1日、東京朝刊のインターステラテクノロジズ提供写真をトリミング

打ち上げ連続写真を、こちら(時事ドットコムニュース)で見ることができます。

)落下したロケットの煙がゆっくりと立ち上っていきました。

何かの不具合が潜んだまま、たまたま成功してしまうより、商用運用開始前に失敗した方がまだいいさ。この失敗原因の調査により、また大きな前進が見られることでしょう。

※ 特記のない写真はすべて、2018年6月30日、やぶ悟空撮影