2019、新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

年末には、客室乗務員の飲酒や火器管制レーダー照射など、少し気になる話を耳にしました。どちらも当事者は否定しているようですが、実のところは明らかで、もはや言い訳の余地はなさそうな報道です。

客室乗務員は「保安要員」ですから乗務中の飲酒が良くないことは明らかで、それをかばうつもりは毛頭ありませんが、もしかすると飲まずにいられない状況になっていったのかもしれないな~、と思ってしまいました。何の根拠もない勝手な想像ですが、ビジネスクラスを利用するお客様には、わがままな態度や無茶な言い分が出てしまう方が目立つように感じています。エコノミークラスより高い料金を支払っているという優越感や、その分の恩恵を多く受けたい気持ちなどが出てしまうのでしょうか?(マナーの良い大部分のお客さまには、失礼をお詫び申し上げます)

ある程度の乗務経験を重ねても、日々このような乗客の苦情処理を担当する客室乗務員の心的ストレスは計り知れないものがありそうです。経験者の著書などに記された具体例を読むと、ずいぶんひどい状況のようですね。アルコール依存症に向かう大きな要因の一つとして、このようなストレスの蓄積が大きく関与しているような気がしてなりません。

当該航空会社にしろ、某国軍にしろ、その当事者は真実を公にし、やってしまったことに責任をとらざるをえないでしょう。また組織としては発生事案の表面だけに止まらず、深層要因まで掘り下げた分析を行わなければ再発を防止することは難しいでしょう。落ち度のない側も、鬼の首を取ったように非を攻め立てるだけでは、本質的に有益な再発防止策が得られる気がしないのです。

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新年にあたって我が身を振り返り、だんだん増えてきた日々の失敗やヒヤリ・ハットを年齢のせいにすることなく、自らを律する心構えを失わないようにしたいものだと心新たにしました。でも、いつまで続くことやら…

2019年も、よろしくお願いいたします。

※ 冒頭の写真:新千歳空港を離陸した737-800型機から見た航空自衛隊千歳基地と樽前山・風不死岳(2018年10月、やぶ悟空撮影)

コメント

  1. イカゴロ より:

    明けましておめでとうございます。
    港町・函館には船魂神社という小さな神社があります。今年も新年早々、そこにお参りに行き、操舵手のお守りでもある”舵守”を仕入れてきました。飛行機にご利益があるかどうかは分かりませんが、やぶ悟空さん同様に自分も心新たに2019年をヒヤリ・ハット無く
    頑張りたく思っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    • やぶ悟空 やぶ悟空 より:

      さっそくのコメント、ありがとうございます。今年も北の空を満喫してくださいね。