「空襲を受けたサイロ」としてGoogleマップにも載っている苫小牧市錦岡のサイロ脇を久しぶりに通りがかったところ、屋根がなくなっていました。昨年(2018年)9月に起きた胆振東部地震の揺れに耐えられなかったンじゃないかな。
「樽前山で起きた航空事故 5 ~空襲の痕跡~」で紹介した2018年7月当時は、屋根が確かにあったのです。
▲2017年10月15日の「空襲を受けたサイロ」
でも、空襲の機銃掃射によるものだけでなく、年月を経て朽ちた穴のようにも見受けられ、いつ屋根が落ちても不思議ではない状態でした。そこに、苫小牧市内で震度5強という胆振東部地震(最大震度7:厚真町)に襲われ、おそらく築80年ほどにもなるサイロの屋根は揺れに耐えられなかったのでしょう。
▲屋根が落ちたサイロ(2019年6月17日撮影)
場所は苫小牧市の西部、国道36号線の北側です。車で白老方面から来ると、こんな標識のある場所です。
▲オートキャンプ場「アルテン」入口(2019年6月17日撮影)
Googleマップの写真でも、サイロに穴が開いて屋根がなくなっているように見えます。
▲「空襲を受けたサイロ」(出典:Googleマップ)
あの大地震からすでに9か月経っていますが、関連情報としてお伝えしました。
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