ことしの4月に「新たなICとタヌキ」という記事でお伝えした苫小牧中央インターチェンジ、最近の現場を覗いてきました。半年過ぎて工事はだいぶ進んでるのかな?
完成イメージはこうです。胆振総合振興局の資料にこの図を見つけました。
この写真では高速道路がよく見えませんが、ブルドーザーの手前を左右に走っています。道の両側が削られていました(手前が北)。奥の方に苫小牧市街地が見えています。この辺りに、こんな橋がかかるはずです(工事の交付図書より)。
苫小牧市美術博物館の学芸員によれば、この辺りは何処を掘っても遺跡が出てくるのだそうです。この工事現場も例外ではなく、私の知る限り少なくとも2か所の縄文遺跡が見つかっています。
写真の遺跡は計画されている道路のすぐ脇ですが、工事に大きな影響はないとのこと。発掘調査が続けられている様子です。
以前、ここにも同じような遺跡が出ていましたが、今日はすっかりなくなっていました。インター予定地ドンピシャの位置だったので、発掘を急いだのでしょう。
(↑)2か月前の同じ場所
いま、なぜか縄文ブームなんだそうですよ。実は私も「文化財発見ツアー」なる企画に参加して、苫小牧周辺にある2か所の縄文遺跡を巡りました。専門家に説明していただいたおかげで面白く、興味が湧いてきたものです。子供のころ教わった縄文時代の知識とは、ずいぶん違っていたようなのです。
工事現場にNEXCO東日本の全体平面図が貼ってありました。
この秋はずいぶん温かくて、我が家では霜すら降りてないようす…。11月14日、旭川や稚内で遅い初雪を観測したそうです。苫小牧は寒いけど快晴。雪が遅い分、工事もはかどることでしょう。
※ 写真はすべて、やぶ悟空撮影
※ こちらの記事も参考に
- 新たなICとタヌキ
- 苫中インターに架ける橋
- 苫中インターのICT施工
- 苫小牧中央インターの いま
- 「苫小牧中央」で決まり!(2020年11月5日)
- 苫小牧中央インター、本日開通!(2020年12月13日、最新)