チキウ岬灯台が海の日に一般公開されました。大正9年(1920年)初点灯の99歳、まぎれもない高齢者ですが、もちろん現役です。
▲展望台より低い チキウ岬灯台
ゲート前には大勢が並んでいました。狭い駐車場に入る車の列も徐々に長くなっていきます。10時を待ってつづら折りの階段を下ります(撮影しているのは海保職員)。
▲整理券配布場所
青いテントで整理券をもらいます。
▲整理券
20分前に並んで 77番か、118番は電話番号。灯台は狭いので15人ずつ交代で上がります。1チーム10分として約1時間待ち…。
▲灯台の建物入口
10時55分に順番がきました。らせん階段からハシゴに変わり、さらにもう一階ハシゴを上ると…
▲崖の上に建つ
灯台の踊り場に出ました! 真下の海面から高さ130メートルほど。
▲断崖絶壁
運よく薄日が差し、風も穏やかな登頂日和。
▲点灯作動中
点灯してゆっくりCW回転しています。30秒に2回、白色で光ってちょっと休む「群閃白光」というらしい。レンズが2面でもう一方は遮蔽してあるように見えたので、こんな光りかたじゃないかな。選奨土木遺産の説明によれば「北海道でもっとも遠くまで光が届く灯台」らしい。
▲灯台のてっぺん
東西南北を示すアルファベットは「S」以外ちぎれて一部しか残っていません。厳しい環境を耐えてきたンだね。
▲灯台から陸側
海保のテントが準備されていました。海抜147.5mの展望台から見下ろされてます。
▲アンテナ
いろんなアンテナが6本(それぞれ2本)。アイスみたいなのはGPSアンテナ。
語源はもちろんアイヌ語です。「地球岬」って、かっこいいナ!
※ 写真はすべて、2019年7月15日、やぶ悟空撮影
コメント
そういう語源だったんですね。勉強になります。