むかわのヘリポート(その1)

外出を自粛してGoogleマップを見ていたら、MIYATOヘリポートに降り立ったヘリコプターを見つけました。おっ、これは珍しいンじゃないか。(Googleマップ)

このヘリは…

MIYATO」は 北海道勇払郡むかわ町の「宮戸」、胆振東部地震(最大深度7)で震度6強という大きな揺れが観測された町です。そのような災害発生時には、ヘリコプターによる人命救助や物資輸送に依存する部分が大きくなります。その離着陸のため、このような舗装ヘリポートが用意されているのでしょう。

さて、この写真のヘリコプター、機種や機番を特定するのは難しそうですが、いくつかの特徴は見て取れます。

  • メインローターブレードが4枚

赤、緑、青のブレードがそれぞれ異なる角度で写っているのは、メインローターが回転している状態で撮影され、RGBの三原色が分解されたと考えていいのかな。ブレードが部分的に着色されているようです。

  • テールブームの水平安定板が左右にある
  • ボディカラーが白、エンジン付近のカウリングは青、テールローターのドライブシャフトカバー(背骨)が赤に見える

これらの条件を満たし、むかわ町の「宮戸」に着陸する可能性があるヘリコプターは…、おそらく「ベル412EPJA6797」でしょう。これです。

▲ ベル412EPJA6797)、旧「ほっかい」(2018年8月12日撮影)

この写真と比べてみてください。災害対策用ヘリコプター「ほっかい」として北海道開発局が保有していた機体、JA6797です。

新旧の「ほっかい」

北海道開発局のヘリコプター「ほっかい」は、昨年 JA6881(ベル412EP)に更新されました。2019年2月にベル・ヘリコプターから国土交通省に移転登録され、定置場は丘珠空港になっています。

旧「ほっかい」JA6797には「ヘリテレ」といわれる「ヘリコプタ画像伝送システム」が搭載されていました。上空から撮影した画像を全道20か所の基地局を経由して開発局に送ることができますが、低高度では電波が届きにくいことや画質が良くないことなど、多くの課題もありました。

▲ ベル412EPJA6797)、旧「ほっかい」のヘリテレ(2018年8月12日撮影)

新「ほっかい」には「ヘリサット」といわれる「ヘリコプタ搭載型衛星通信設備」が整備されました。このシステムは、高画質な映像をヘリから直接衛星に送信するため山やビルなどによる遮蔽の影響を受けず、基地局1局で広域をカバーすることができます。

JA6881の写真はまだないのですが、撮影機会があればヘリサットの技術も含めていつか記事にしたいと思っています。

この「ほっかい」が降り立った「宮戸ヘリポート」のハナシは、次回(その2)に続きます。お楽しみに。

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※ Googleマップ以外の写真は、やぶ悟空撮影

コメント

  1. アバター イカゴロ より:

    やはり、お好きなヘリには詳しすぎますネ。宮戸ヘリポート(その2)を楽しみに待っています。

  2. アバター AMIGO より:

    へーよく見つけてきましたね~、次号楽しみ!