むかわのヘリポート(その5)

前回(その4)は「富内ヘリポート」まで鵡川上流にさかのぼりましたが、(その5)では鵡川から離れ、穂別川に沿って北上します。

穂別ICヘリポート

穂別ダムのさらに北、道東自動車道の むかわ穂別インターチェンジ(IC)にある「むかわ穂別ICヘリポート」です。高速で道東方面に向かうと左手に「」マークが見えるので、実は以前から気になっていました。

▲ むかわ町(地理院地図に加筆)

むかわ町北部の山奥で、JR石勝線や道東自動車道が横断しています。一般道によるアクセスは少々不便そうな地域で、ICから約7km南の稲里地区まで住人はいないのかもしれません。このヘリポートは、高速道路上で発生する事故や災害などに迅速に対応できるよう設けられたものでしょう。

▲ むかわ穂別ICヘリポート(Googleマップに加筆)

ヘリポートは料金所ゲートの内側なので、容易に立ち入ることはできません。Googleマップによれば、80×40メートルほどの広い範囲が舗装され、端に吹き流し(ウィンドソック)が立っています。遠方からですが、なんとか写真を撮ることができました。

▲ むかわ穂別ICヘリポートのマーキング

▲ むかわ穂別ICヘリポートの吹き流し

▲ むかわ穂別ICヘリポート(地理院地図に加筆)

」は南北方向にマーキングされていますが、地形を見ると高速道路や川に沿った方向に離着陸することになるでしょう。ヘリパッドの標高は約190メートル(地理院地図)なので、周辺の山は100メートルほど高いことになります。

▲ むかわ穂別ICヘリポート周辺の地形

▲ むかわ穂別インターチェンジ料金所

このインターから道東自動車道に入るとき、恐竜の看板が見送ってくれます。その看板の下に、もはや表札もなくなった古い校門が残されていました。廃校となった長和(オサワ)小学校の跡地にIC料金所が建設されたのだそうです。明治の時代にこれほどの奥地にまで入植した人たちがいたんですね。

次の最終回(その6)は、むかわ町役場のある市街地に戻り、たんぽぽ公園の旧ヘリポートを訪れます。

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※ 2005年に鵡川町と穂別町が合併し、町名が「むかわ町」とひらがなに変わりました。このICには両方の名前が付けられています。

※ 特記のない写真はすべて、やぶ悟空撮影

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コメント

  1. アバター イカゴロ より:

    やぶ悟空さんのヘリポート探索記事は実に面白いですネ。ためになります。それにしても、むかわ町奥地まで入り込みました。お疲れさまです。

    • やぶ悟空 やぶ悟空 より:

      興味を持っていただき、ありがとうございます。新型コロナで外出自粛の期間でしたが、ひとり車でおにぎりと飲み物持参で出発し、コンビニにも立ち寄らず誰一人として会わず近寄らずの移動に徹しましたので、感染拡大の心配は全くなかったと思います。