胆振のアメダスめぐり(2)

雨の季節。中でも天気がいい日を選んでアメダスを訪れました。(2)では、洞爺湖温泉伊達大滝の3か所を回ります。

(胆振地方にある気象観測所14か所のマップは、こちらで確認できます。)

アメダス洞爺湖温泉

温泉街の西のはずれ、湖岸の公園にアメダス洞爺湖温泉(とうやこおんせん)を見つけました。雨量計の向こうに、湖と羊蹄山が見える穏やかな春の一日。観光客のいない洞爺湖って、はじめて…。

▲ アメダス洞爺湖温泉

ここで観測しているのは降水量だけなので、とてもシンプルです。

▲ データ変換装置(アメダス洞爺湖温泉)

「有線ロボット積雪深計(超音波式)」という銘板が残っています。今は見当たりませんが、以前は積雪深も測っていたのでしょう。

▲ アンバランスな配置(アメダス洞爺湖温泉)

雨量計が敷地のずいぶん隅のほうに追いやられているのが不思議でしたが、超音波の反射で測る積雪計が設置されていたとすれば納得です。

アメダス伊達

3か所目のアメダスは、伊達(だて)です。市街地の西の方、JR室蘭本線の脇にあるふたば保育所の近くです。

▲ アメダス伊達

四要素といわれる降水量、気温、風向風速、日照時間を観測しています。積雪深はありません。有珠山を背景にして、雨量計の地上高がずいぶん高いようです。

▲ 伊達地域気象観測所(アメダス)

▲ アメダス伊達

監視カメラとアンテナのようなものが設置されていました。それとも何かのセンサー? じゃないよね。

アメダス大滝

大滝(おおたき)は少し内陸に入ります。昔は大滝村でしたが、今では飛地ながら合併して伊達市大滝区になっています。その大滝総合支所の近くにアメダスがありました。

▲ アメダス大滝

アメダス四要素の降水量、気温、風向風速、日照時間に、積雪深を観測しています。

▲ 大滝地域気象観測所(アメダス)

▲ 四要素+積雪深(アメダス大滝)

▲ 背後にホロホロ山と徳舜瞥山(アメダス大滝)

アメダス大岸と同じように、アメダス大滝のすぐ脇にも防災科学技術研究所の地震計が設置されていました。大滝強震観測施設です。

胆振エリアの最高峰、ホロホロ山が見える場所です。尖って高く見える徳舜瞥山(とくしゅんべつやま、1309m)の左奥にホロホロ山(1322.3m)。そのうちに登ってみたい地元の山です。

▲ 大滝の場外離着陸場

その山裾には場外離着陸場があります。現在、使われているかどうかは分かりません。着陸帯は Googleマップ計測で最長580メートルほどですが、南側(撮影位置)の地形標高が進入表面を越えそうなので、実際に使える滑走路長は かなり短くなるでしょう。

▲ 格納庫と吹き流し

観光名所の三階滝から少し上った標高500メートルほどの場所に、ひっそりと離着陸場が拡がっていました。

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胆振のアメダスめぐりは(3)へと続き、「室蘭地方気象台」に向かいます。

※ 写真はすべて、2020年5月、やぶ悟空撮影