たきかわ 2020

太平洋に面する私の住む苫小牧は、海霧の影響か夏らしい夏の天気になることが少ないので、「晴れ」を探して内陸を目指しました。滝川グライダーでも眺めようか。

飛行準備

9時頃 たきかわスカイパークに到着すると、格納庫からグライダーを出しているところでした。

▲ 並んで滑走路に出てきたグライダー

8機のグライダーが、車に引かれて滑走路19サイドに向かいます。

▲ 気持ちのいい夏の休日

いいシーンに出会えたのは、早めに出かけたおかげ。

発航

滑走路の延長線、橋の上で離陸を待ちましょう。

▲ 曳航されて発航

青いロバンが グライダーを曳航して離陸しました。長さ800m×幅20mの舗装滑走路は01/19です。

▲ 発航したKH

曳航されているのは アレキサンダー・シュライハー(Alexander Schleicher)ASK21JA03KH です。T尾翼の美しい複座機で、車輪は3つ。

▲ 上昇するロバンとKH

白く大きな建物は、北電の滝川テクニカルセンターという研修施設です。送電鉄塔も実習用のもの。近そうに見えますが、滑走路19から2.7kmほど離れています。

▲ アレキサンダー・シュライハー ASK21

傑作機といわれるASK21は、40年以上も製造されているガラス繊維強化プラスチックのドイツ製です。写真のJA03KHは 製造番号が「21001」。なんとASK21の初号機とのこと! 滝川スカイスポーツ振興協会の所属です。

▲ 翼幅

ASK21のウイングスパンは 17メートル。

▲ 上昇

弱い南風。南西の空で高度を稼ぎます。

曳航機

曳航機ロバンが、ひと仕事終えて戻ってきました。

▲ ロバン、JA4067

この曳航機はフランス製のロバン(人名の ピエール・ロバン から)。Avions Pierre Robin DR400/180R Remo です。

▲ ロバンの操縦席

視界の良いキャノピーは前方にスライドします。「Remo」は Remorqueur、辞書では「綱引き」や「タグボート」と出てきます。グライダー曳航用モデルのことらしい。

帰投

しばらくすると、先ほどのASK21が帰ってきました。

ASK21JA03KH

滑走路19のファイナルは、滝川市民ゴルフ場の7番ホール上空です。

ASK21

着陸帯の進入端付近を通過。もうすぐ着陸。

ASK21

滑走路19手前のグラスエリアに着陸しました。

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ことしは新型コロナウィルス感染症の影響を受けて、たきかわスカイパークで開催予定だったサマースカイフェスタ2020中止になってしまいました。一時中止していたグライダー体験飛行は運航を再開しています(モーターグライダーの体験飛行は休止)。通常は10分間ほどの飛行で大人8,000円ですが、新型コロナ絡みの道民割が使えて数千円安くなるプランが出ていました(すでに道民割適用プランは完売です)

この日も体験飛行らしき家族連れを見かけました。ASK21JA03KHの視界の広い前席で、きっといい想い出ができたことでしょう。

※ 写真はすべて、2020年7~8月、やぶ悟空撮影