春の大掃除

冬が去り、わが家に町内大掃除の回覧版がまわってきましたが、航空自衛隊の千歳飛行場でも「掃除」のようです。

AD-CLSD ノータム

CLSD” (closed) というノータムには今でも少々ドキッとします。”RWY-CLSD” (runway closed) でもそうなのに、”AD-CLSD” (aerodrome closed) とくればなおさらです。

RJCJ(千歳飛行場)
2104112220(自2021年4月12日07時20分=日本時間)
2104112300(至2021年4月12日08時00分=日本時間)
AD-CLSD(飛行場閉鎖)
DUE TO SWEEPING WORKS(清掃作業のため)
EXC:EMERG, RESCUE OPS ACFT AND ALERT ACFT(緊急事態、救難航空機および警戒航空機を除く)

このノータムを見て、丘珠空港に勤務していた数十年前のことが記憶によみがえりました。陸自の大勢の隊員とともに、竹ぼうきを持って滑走路を掃いたことがあるのです。ほんの小さな小石や砂粒でさえも航空機のエンジンに吸い込まれると重大な事態に波及しないとも限りません。雪が消えた春先に、滑走路上に溜まった異物を取り除く作業に参加することになりました。

当時、札幌飛行場にはスイーパー車両がなかった(あるいは何かの理由で使えなかった)のです。そのため、早朝に竹ぼうきを手にした隊員が滑走路上に横一列に並び、中央から外側へと掃き出していきます。民間機も毎日使う共用飛行場の滑走路なので、丘珠空港の航空会社や航空局などからも職員有志が集まったように記憶しています。

大空港に比べれば短い滑走路とはいえ、さすがに竹ぼうきだけでは 竹槍で機関銃に立ち向かうようなもの。掃除しながらも何だか笑えてくるような光景でした。運用開始前の小一時間で滑走路全体を掃き清めるには無理があるので、接地帯付近など重点エリアを絞り込んだような気がします。

さて、2021年春の千歳飛行場では、どんな「SWEEPING WORKS」が行われたのでしょう? スイーパー車両をフル活用したのでしょうが、案外、人海戦術も無くなっていないような気がしてなりません。

※ 冒頭の写真は、恵庭岳を横目に千歳飛行場36Rに進入するF15J(2021年4月、やぶ悟空撮影)

コメント

  1. AMIGO より:

    信じられない話ですなぁ~! コンプレッサーで一発で小石なんて吹き飛ばせると思うけど。 竹ぼうきに何かを感じていた管理者が何かの理由でやっていたとしか思えない(笑

  2. AMIGO より:

    N875SPは気象とCREWの交代でANCで待機中です。予定ではJRCC ETA 29APR.
    新規にSTOL機 N190KQ (QUEST KODIAT 100)が JRCC ETA 17:00 22APR ETD 07:00 23APR
    です。いずれもPGUM行です。

    • やぶ悟空 より:

      Beech200、アンカレッジまでは追っていました。情報ありがとうございます。都合がつけば見に行くつもりです。