コディアック、新千歳でひと休み

Kodiak 100 という、Quest Aircraft社の単発ターボプロップ機が新千歳空港に立ち寄りました。2021年4月23日のことです。

▲ 飛行経路(Flightradar24)

ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー(PKC)を発ち、紋別VOR/DME(MVE)から北海道に入りました。滝川付近から南下し、回り込んで新千歳空港に着陸しました。PKCから5時間以上かかったオホーツク海上フライトです。

Quest Kodiak 100, N190KQ

この飛行機のスペックを見ると、最大1,132nm(約2,100km)もの距離を飛べるようです(高度12,000フィート、対気速度135ノット)。時間にすると8時間半近くも…。

中年オヤジのように出っぱって見苦しい腹に増槽タンクでも入っているのかと思いましたが、違いました。これは、ベースのスマートなボディの下部にオプションで取り付ける、external cargo compartment (ECC) なのだそうです。cargo pod ともいわれ、ここで最大340kgもの荷物を運ぶことができるのだと。この出っ張ったcargo podを取り付けても、巡航速度の減少は1~2ノットで済むと。この丈夫な脚が引き込み式ではないので、もともと空気抵抗は大きいのでしょう。

Quest Kodiak 100(Quest Aircraft web)

cargo podオプションがないとこんなにスマートなのですが、運ぶのが人でも貨物でも、使い勝手の良い丈夫なSTOL機だそうです(Kodiak100の離着陸距離は300メートル未満)。オプションのフロートを取り付けた水陸両用機を、せとうちSEAPLANESが使っています(事業休止中)。

新千歳で1泊した翌朝には、仙台空港を経由して目的地のグアムへと向かいました。北米大陸からやってきた長い旅は、まもなく終わることでしょう。

※ 写真はすべて、2021年4月23日、やぶ悟空撮影

コメント

  1. アバター AMIGO より:

    写真ありがとうございます。私の計算間違いでdelayする様なこと言ってすみませんでした。紋別海上100KMあたりのところを飛んでいるのに気づき、千歳に向かいましたが、
    丁度着陸したところでした。